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無為自然・以柔克剛・容納百川-所感老子の道徳経
老子の道徳経を読み直しました。昔読んだときと感想が変わりました。昔は何とか消極的な文章を感じたが今は東洋の聖書と思うようになりました。この考えの変化は自分の心の変遷があったではないかと思います。
今回自分の心に残った名句を皆様とご一緒に吟味いたします。

1.無為自然
無欲になったときに形成され。老子は無為に生きよ、自然のままがよい提唱した。
現代社会、自己顕示が生活の基本になっている。人々は、自分の価値を認めてほしいと、豊になりたいと、勝ち組に入りたいと、スキルアップ向上と懸命に生きています。
また、グローバル化、地球温暖化、IT等の言葉に振り回されています。我々はそれらのことで、恩恵を受けているように思っているが、大切な物を失ったのも事実です。
クーロン、遺伝子の操作、自然の破壊など人間は神(自然)の領域にまで踏み込んでいるのではないか、と反省し始めた人々が増えています。老子の無為自然思想は現代人に警鐘を鳴らした。

2.天下之至柔、馳騁天下之至堅:以柔克剛
天下で最も柔らかいものが、天下で最も堅いものを思いのままに走らせる。例えば、水が岩石を押し流すように。人間の体で言えば、例えば、最も柔らかい舌は最も堅いもの歯より強いです(歯は脱落しますから)。水には3つの特性がある。
 第1に、水は万物を育て養う。
 第2に、水の性質は柔らかく弱い。自然に従い、争うことをしない。
 第3に、水は人々が嫌がる低い所を流れる。
人々も水のように争わず、下に立つことができて、はじめて道に近づくのであり、成功を手に入れる。

3.江海之所以能為百谷王者、以其善下之。故能為百谷王。(容納百川)
大河や海が百川の水を集めてとしていられるのは、よくへりくだって低地にいるからである。だからこそ、百川に帝王としていられるのだ。
これは不争無欲の勝利、包容の力です。
現代社会に疲れている人たちが、道徳経を読めば最高の心の糧になります。
我々は何を為すべきか、如何にあるべきか、老子の知恵から学ぶものが多いです。
今日はこの辺で。
# by lisalisa88 | 2006-05-05 23:47 | 私の想い
童心未泯
東京ディズニーシーへ行ってきました。Disney SEAは思わず童心にかえってしまいました。みんな、ずっと「すごい」「かわいい」などの形容詞しか言ってなかったような気がします。とにかく楽しいアトラクションやショーがいっぱい。最高のディズニーシーを満喫させていただきました。

昨日ドキュメントで東京ディズニーリゾート誕生の物語を見ました。TDL生みの親と呼ばれている東高橋政知氏は東京ディズニーランドの建設のため、千葉県浦安市沖の漁業権放棄に向けた補償交渉などをみて、開園までの歩みに感動され、翌日行くように決めました。GWでは大変込み合いと聞いており、チケット購入は込む、入場までは待たされる、
ショー見るのも込む、乗り物も込む、とにかく一定的な覚悟が必要と言われたので今までのGWはほとんど仕事で、外出しませんでした。

今朝は不思議のように入場までは10分しか待たず、園内の施設を利用するときも全然またされず、ショーは3回見ました。一言、大変スムーズでした。午前8:20分に入園し、夜19:30に退場しました。

舞浜駅からのアクセスはミッキー型の窓と吊り革がかわいいディズニーリゾートライン。乗るだけでイマジネーションの世界へ向かう気分は高まります。
エントランスを入って震撼されたのが、その街並みのスケール。まず目の前には地中海が広がります。そこで、幻想的に飾っているパークシンボルは水の惑星=地球です!
これはウォルト・ディズニーの見た「夢の世界」を体験し、地球の人々に夢と感動の体験を提供しつづけている東京ディズニーリゾートの世界です。

ディズニーシーは海にまつわる物語・伝説をテーマにした世界初登場の「海のテーマパーク」。7つのテーマポートから、想像を超えた未来の航海へと旅発つ冒険家の皆さんへ・・・・。
東京ディズニーシーの旅は、スリルいっぱいの冒険やロマンティクな物語、
ワクワクする楽しさと素敵な発見に溢れています。

7つのテーマポートの中に個人的にお気に入りは『魔法と神秘に包まれたアラビアンナイトの世界』。シンドバットとともに、船で旅をしたり、魔法のランプの魔人のマジックショーがみものです。アラビアン人のたくましさと知恵を感服しました。

そして夜。「東京ディズニーシー」の夜を華やかに彩る「ブラヴィッシーモ!」は、“水”と“炎”をテーマとした壮大なエンターテインメントです。ミステリアスアイランドの火山まで一緒になってドッカンドッカン! 驚きと感動の瞬間でした!
今夜ミッキーとミニーを夢見でしょう☆
# by lisalisa88 | 2006-05-04 23:44 | 私の想い
理想の楽園
今日は行楽日和です。私はそもそも仕事をする予定をしていたが、目が覚めたら正午でした。なぜか目覚め時計が7時にdududu鳴き音を耳の隅に届いても起きなかったか。体からもっと寝たい声を聞こえただからです。これは自然体ですね。自然体のままに生きるのは一番理想です。

19:00にNHKのニュースでは日本各地で祭りが行われたと報道されました。私は皆様の楽しんでいる姿を見ると、共感し、ついつい理想の楽園を想像してみました。
皆様が現在あるいは未来において、そこに行けたらいいな、暮らせたらいいなと思っている生活空間を私と一緒に思い描いてください。


一:仕事も遊びも自由自在にこなせる生活基地 ここでしか味わえない味
家の近くに、きれいな水が出る井戸がある
桃やみかんなどの果物も、たわわに実っている
ここは、木に登って仲間と果物を取っている子どもがいる
遠くには、魚釣りをしている人がいる
さまざまな植物や動物が、いきいきと共生している
街全体が果樹に覆われている
共有の畑もあり、食料が生産されている
住民は無料で収穫物を採取できる

ここでは、雨水や太陽エネルギーが活用され、
環境への配慮が行き届いて、自動車の走行も制限されている
ここでは、小鳥の鳴き声がいつも聞こえる
花が笑い、風が踊り、空気がおいしい街
星を数え、腹から笑う、五感が自然とともに活動し始める

ここでしか味わえない味


二:「個縁」「知縁」「気縁」を重視する理想郷
ここでは、大人たちが同じ時代を共有できる
共通の夢を、咲かせる街
ここでは、地縁、血縁も関係なく、
「個縁」「知縁」「気縁」で集い、語り合い、暮らす場所
ここでは上下関係、肩書き、損得の付き合いがない、
音楽、写真、デザイナー、漫画家、書道、画家、農林漁業、料理人など
自分たちの専門分野を追求する人間が集うベースキャンプ

ここは、団塊世代の後半生を豊かにする理想の郷
子育てが終わり、同じ年代が集まる趣味の里
ここでは、和太鼓、ソラーン踊り、盆踊りから民謡までを指導する人がいる
ここは、団塊世代パワーが炸裂する文化の町 
知恵を次世代に伝える教育の場
ここは夢ある団塊世代が起業する街

ここは人間の幸せを探る実践の場
ここは、引退の場所ではなく、活力が溢れる街
ここは、希望に満ちた明るい豊かな社会、正義が行われる理想の街
英知と勇気と情熱を持った若者にも、門戸が常に開かれている街
ここは、アクティブな団塊世代のデビュー場所 


三:“美”は自然のなかにあります 「自然回帰」の世界
ここは、人と人、人と自然が心通わせ、資源を消耗させず、「もったいない」ことをしない
ここは、人間、動物、昆虫、植物が一瞬を精一杯生きている
一瞬を精一杯生きているから楽しい
ここは、「自然に還る」ことが出来
年々緑が増えてくる、食べ物は勝手に出来る
ここは、人々が土の上を走って、ころんで、土や草の温かさを感じるここは、緑豊かな町には、人々が自由に採ることのできる
たくさんの「食べられる木」が植えられ
自家庭菜園をもち、野菜をこの町で自給自足する
ここは、盆栽、ラン、鉢物、焼き物、刺繍、竹細工、折り紙、木炭,竹炭、などの民芸品

ここは、人間として最高の保障、自然の恵みが得られる。
# by lisalisa88 | 2006-05-03 22:01 | 私の想い



名前: 萬 里紅(わん・りさ)
自己紹介
上海出身。上海の高校を卒業後、上海一百集団を経てスウェーデンに赴く。スウェーデンを中心に欧米でコーディネーターとして十年余り活動。1996年来日。1998年、東京経済大学コミュニケーション学部に入学し、2002年に同大学初の学生ベンチャーとして日本企業の中国進出を支援するコンサルティング会社(株)FLDを設立。専門分野は、異文化コミュニケーション、 コーディネーター、人材育成コンサルタント、中国ビジネスコンサルタント、プロジェクトコーディネータ、企画、留学支援、ラジオパーソナリティなどを経て、現在は中国人むけ本質的礼儀教育に専念。

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